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テスト・マーケティングの種類

こんにちは。やまもとです。

製品が市場に受け入れられるかをテストするテスト・マーケティングは、消費財を販売している企業にとっては常識かもしれません。でも、自分はBtoB主体の企業にいるので、あまり馴染みがありません。そこで、マーケティング検定のテキストに書かれているテスト・マーケティングのタイプを記録しておきたいと思います。

消費財と生産財の両方について書かれていたので、それぞれ書き残しておこうと思います。

two white printer papers near macbook on brown surface
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消費財の場合

テスト・マーケティングは、基本的に狭い範囲で初めて、徐々に広げていきます。

シミュレーション型テスト・マーケティング

シミュレーション型テスト・マーケティングは、購入体験をシミュレートする方法です。

  • ターゲットセグメントの顧客を集め、特定の製品カテゴリーにおけるブランドをどれだけよく知っているか、好んでいるかを質問する
  • 新製品を含む広告を見てもらい、その後お金を渡して、店に行って何でも好きなものを買ってもらう
  • 何にいが自社の製品を購入し、何人が競合他社のブランドを買うかを計測する
  • 自社の広告が他社の広告に対して、どの程度相対的に有効かを分析する
  • 自社製品を購入した場合も購入しなかった場合も、理由を確認する

これは、オンラインでも簡単にできそうですね。

コントロール型テスト・マーケティング

コントロール型テスト・マーケティングは、販売環境や期間・広告などの条件群を統制(コントロール)して、小規模な範囲で実際に販売してテストすることです。

複数個の条件群を設定して、より販売に繋がる条件を洗い出したりします。いわゆるABテストは、2群間の比較を行うテストのことです。

店舗を持つ企業であれば、次のような実験を行います。

  • テストを行う地域と店舗数を決める
  • 調査会社が調査対象店舗に新製品お陳列を依頼する
  • 陳列棚の位置やフェイス数、ディスプレイとPOPの数、価格を統制する
  • POSデータで販売実績を測定する

販売だけでなく、広告のABテストとかはよく実行されていますね。

標準テスト・マーケティング

代表的な都市を2〜3選出し、実際にメディアを活用して広告を配信し、既存の店舗に協力してもらい実際に販売する方法です。

本格的な広告やプロモーション・キャンペーンを全国展開する前に、小規模に実施することで、効果を推定するために行います。

生産財の場合

生産財は消費者の反応を直接測定することができません。そのため、少し異なるテスト・マーケティングが行われています。

アルファ・テスト

企業内あるいは工場内で行われるテストのことです。

例えば、メーカーであれば、どの程度の圧力に耐えうるのか、どの程度の剪断力に耐えうるのかといった実験が行われています。

また、アルファ・テストには含まれませんが、設計段階でコンピュータシミュレーションで熱伝導や空力など様々なテストが行われます。

ベータ・テスト

利用者に実際に使ってもらい、意見を確認するテストのことです。

ソフトウェアのベータ版が、まさにベータ・テストを行うために公開されているものです。

集めた意見をもとに、製品を顧客に受け入れる形に修正していきます。

展示会テスト

展示会に出品し、購買者が新製品に対してどの程度関心を示すかテストすることです。

実際に興味を示した来場者の数や、商談の数などを測定します。


とりあえず、メジャーなテスト・マーケティングの手法を書いてみました。

この辺りは、各社が工夫を凝らしている部分なので、もっとたくさんの方法があると思います。

マーケッターの想像力が試される部分ですね。

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