やまもと

大手IT企業の研究者。 素粒子理論物理学で修士(MSc)を取得後、IT企業にて計算量子化学の分子軌道法シミュレーションのソフトウェア開発に従事。HPC技術者として働きながら、博士課程に進学し、星間分子のシミュレーション研究で物理学博士号(Ph.D.)を授与される。その後、HPC事業の戦略を考えるために、働きながら国内MBAに進学。MBAでは、マーケティングを専攻しつつも、戦略実行のための組織論の重要さを痛感。特に、自分と比較して、同期に楽しく仕事をしている人たちが多く、その違い明らかにすべく組織心理のテクノロジー研究を開始した。自然科学と社会科学とコンピュータ技術とビジネスの境界領域が専門。

理念浸透の論考②|プロセスモデルの考案

前回、理念浸透の進行度合いについて考察し、経営理念を社員が認知するプロセスについて、階層性があると結論づけました。しかしながら、考察が不十分と感じていたため、さらに推敲していました。推敲の結果、まだ完全とは言い難いですが […]

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関心の心理学②|注意と広告反応モデル

感情としての関心の応用研究は、主に教育分野を対象としていました。これは、教科書の内容への関心を高くし、児童や学生の学習意欲を高めたいからです。 しかし、これまであまり対象とされて来なかったけれども応用可能な分野として、マ

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関心の心理学①|関心の二段階評価モデル

別の記事を書く中で、「関心の心理学」(Silvia, 2006) について、簡単に説明する必要がありました。 しかし、書いてみると長文になってしまったので、独立した記事にすることにしました。 今回は、関心の心理学の基盤と

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理念浸透の論考①|認知の階層性

やまもとの所属会社では「パーパスの浸透」が経営課題の1つになっていますが、おそらく同じような課題を持つ企業は多いのではないでしょうか? 少人数の会社では、社長が社員一人一人に丁寧に説明できるため、このような課題は無いのか

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マーケティング検定1級に合格しました。

こんにちは、やまもとです。 しばらく更新が止まっていますが、今年も9月にマーケティング検定1級を受けてきました。 昨年は、正答率60%の足切りラインにやや及ばず落ちてしまいましたが、今年は上回れたようです。 受験者数が増

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なぜ相対論は理解しにくいのか?

以前、「なぜ量子力学は理解しにくいのか?」という記事を書きました。 こういう記事も、意外と読んでくださる方がいるみたいなので、特殊相対性理論(特殊相対論)についても書いてみようかと思います。 特殊相対性理論は、物理学部で

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Pythonでポリコリック相関を作ってみた

公開データを統計分析してみようとしていて、変数の尺度の違いによって使うべき相関係数が違うことを思い出しました。 順序変数用のポリコリック相関のpython実装例はこちらの記事にありましたが、動作保証はできないそうなので自

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macbook pro beside papers

pandas-datareaderでyahooファイナンスのデータを取得する方法

日本の株価データをPythonで取得する方法を探していたところ、pandas-datareaderという便利そうなライブラリを見つけました。 pandas-datareaderは、様々なデータをインターネットから取得し、

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macbook pro beside papers

Pythonで因果探索と因果推論を連続実行するクラス

こんにちは。やまもとです。 とある公的なデータを使って因果分析をしていたのですが、因果探索(因果を見つけ出す手法)と因果推論(因果モデルとデータの適合性を判断する手法)を別々に実行するのがいい加減に面倒だったので、因果探

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