因果分析に関するツール類を調べた時のメモです。もっと調べたら追記したいと思います。
構造方程式モデリング
因果性を調べてたら、構造方程式が出てきたので、構造方程式モデリング(SEM)が使えるパッケージをメモ。
R言語は、そのまま”sem”パッケージを読み込めば使えます。
Pythonは、semopyというパッケージをpipでインストールすれば使えるらしい。誤差が指定できないような・・・。
Causal Impact
時系列データを使って介入(マーケティング施策など)の効果を測定する手法。
反事実「介入を行わなかった場合」の結果を、介入前の時系列データの機械学習から予測し、介入した場合の結果との差異を因果効果とする。つまり、介入主義の差異形成因果を計算する方法で、ランダム化比較実験(RCT)をやろうにも、統制群を用意できない実験の場合とかに使える。
詳しい説明は下記を参照。
パッケージはこちら
- R – CausalImpact
- Python – pycausalimpact
DoWhy
統計的因果推論の反事実モデルをサポートしてくれるツール・・・みたいですが、後で勉強します。
パッケージはこちら
非ガウス性
因果モデル構築において、因果の向きを決めるのは、とても難しい(どちらの向きとも考えられる)ので、自動的に決まると助かります。
その向きを決めて因果モデルを自動構築する方法として、誤差を非ガウス分布にする方法があるそうです。
これも統計的因果推論だそうなので、後で統計的因果推論は勉強した方が良いかもしれませんね・・・。