2年間ほどnoteに記事を投稿していたのですが、広告による収益化の実験をしてみたいと思い、ブログサイトを立ち上げることにしました。
ウェブを検索してみると、広告で収益化するならWordPressで独自のサイトを立ち上げるしかないとのこと。
「そっかー」と思って、”wordpress”でググり、トップに出てきたサイトにアクセス。でも、それはWordPress.comの方でした。
目次
WordPress.comとWordPress.orgの違い
後で知ったことですが、WordPress.comはサイト作成サービスで、WordPress.orgはオープソースコードの配布サイトです。
noteやWixと同様、WordPress.comではアカウントを作成するだけで、サーバーを保有することなく、Webサイトを立ち上げることができます。サーバーを保有しないので、メンテ労力の少なく、一度Webサイトを作ってしまえば、記事の作成に集中することができます。
また、プレミアムプラン(月額900円)を購入すれば、noteのように記事を収益化する機能や決済機能もついてきて、至れりつくせりだったので、プレミアムプランを契約、ついでにドメインも購入してしまいました。
でも、実は、広告をつける方法が、WordAdsというWordPress.com独自の方法しか許可されておらず、AdSenseなどはつけることができませんでした。
WordPress.comにサイト構築してしまう
いろいろ悩みつつもサイト名やUIデザインを決めて、バックアップも兼ねてnoteに書いた記事をWordPress.comのサイトに転記していきました。
noteには記事のエクスポート機能はないようなので、バックアップは記事を1つ1つコピペする方法で行いました。
幸い、noteの記事をコピーし、WordPressの方に貼り付けても、ほとんど適切なブロックに解釈してくれます。例えば、埋め込み画像は、そのまま埋め込み画像として貼り付けてくれます。そのため、リンク修正などブロックの変更など微修正はありましたが、あまり手間はかかりませんでした。
noteの方が、見出し1つ・コード・引用くらいしか構造を指定できないので、見出しの階層構造・リスト・整形済みテキストなどは、工夫が必要です。しかし、WordPressなら、後者の文章構造もブロックで指定できるので、これらの微修正を行っていました。
とはいえ、記事60本を、平均1日2〜3本で転記していったので、二週間くらいかかってしまいました。
広告をつけられないことに気づく
そもそも、ブログサイトにしたのは、noteではAdSenseなどの広告がつけられないからです。
記事の転記がひと段落し、「広告ってどうやって付けるのかな?」と調べてみると、WordPress.comの管理画面に「広告で収益を上げる」というメニューがあることに気づきました。これを開いてみると、WordAdsというサービスの説明になりました。
AdSenseとかはどうすればいいのかなと思いながら、「WordAds」をググってみました。
すると、「WordPress.orgとWordPress.comの違い」みたいな記事にヒット。
「え?違うの?」
ここで、ようやくWordPress.comだとWordAds以外では広告をつけられないことを知りました。
まさに、情弱。
これだと、目的だった実験ができません。
しかも、結構時間がかかったコピペ作業が無駄になった気がして、その日はモチベーションがなくなりました。
ホスティングサービスで再構築を決める
一日たって、WordPress.orgのオープンソース版WordPressを使って再構築することを決意しました。
ホスティングサーバーを借りるため、いろいろ検討した結果、XServerさんをお借りすることにしました。
まずは、移行がどのくらい大変かを確かめるため、10日間の無料サービスで始めました。
XServerさんでは、WordPressのほぼ全自動でセットアップしてくれる機能があるので、サイト構築は超簡単でした。
投稿約60本を移行するのが面倒だなぁと思っていましたが、WordPress.comで全記事をエクスポートし、XServerのサイトのWordPressでインポートするだけで良かったです。
投稿と投稿の間のリンクのアドレスを変更するのが手間ですが、エクスポートされたファイルがXML形式なので、テキストエディタて開いてで文字列の全置換で簡単にできました。
案外、簡単に移行できたので、XServerさんの1年プラン(12,000円)を購入、ドメイン取得は無料でした。
まとめ?
そんなこんなで、サイトを無事(?)立ち上げることができました。
結局、WordPress.comに支払ったお金が無駄になってしまいましたが、情弱だった自分が悪いので諦めます。
みなさんが、同じような間違いをしないよう、記録として残して置きます。